PowerBIで使用するDAX関数。そのうちの集計に関わる関数をまとめました。
DAX関数一覧
指定テーブル列を重複削除で推定カウントする(APPROXIMATEDISTINCTCOUNT)
引数に指定した列を重複削除した状態で推定カウントすることができます。推定なので処理速度・パフォーマンスは最適化されているが、精度は落ちます。
APPROXIMATEDISTINCTCOUNT({テーブル列})
指定したテーブル列の平均を算出する(AVERAGE)
引数に指定したテーブル列(メジャー)で保持されているデータ値の平均を算出します。
AVERAGE({テーブル列})
数値以外のデータを含めて指定したテーブル列の平均を算出する(AVERAGEA)
引数に指定したテーブル列(メジャー)で保持されているデータ値の平均を算出します。この関数では、本来算出できない数値以外の型のデータも算出対象とすることが可能。
AVERAGEA({テーブル列})
計算式の平均を算出する(AVERAGEX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式の平均を算出します。
AVERAGEX({テーブル},{計算式})
個数をカウントする(COUNT)
引数に指定したテーブル列のデータ数をカウントします。
COUNT({テーブル列})
(COUNTA)
引数に指定したテーブル列のデータ数をカウントします。空白値はカウント対象外となります。
COUNTA({テーブル列})
(COUNTAX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式の算出結果が空白以外のデータをカウントします。
COUNTAX({テーブル},{計算式})
(COUNTBLANK)
引数に指定したテーブル列で空白のデータをカウントします。(カウント対象のデータが1件もない場合は空白になります。)
COUNTBLANK({テーブル列})
(COUNTROWS)
引数に指定したテーブルの行数を取得します。
COUNTROWS({テーブル})
(COUNTX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式を実施した結果、空白以外となるデータをカウントします。
COUNTX({テーブル},{計算式})
個数を重複無しでカウントする(DISTINCTCOUNT)
引数に指定したディメンション・メジャーのデータ数をカウントします。ただし、指定した引数に重複のデータがある場合は、重複を削除してカウントすることができます。
DIXTINCTCOUNT({テーブル列})
(DISTINCTCOUNTNOBLANK)
最大値を取得する(MAX)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の最大値を取得します。
MAX({テーブル列})
最大値を取得する(MAXA)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の最大値を取得します。
MAXA({テーブル列})
計算式の最大値を取得する(MAXX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式の最大を取得します。
MAXX({テーブル},{計算式})
最小値を取得する(MIN)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の最小値を取得します。
MIN({テーブル列})
最小値を取得する(MINA)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の最小値を取得します。
MINA({テーブル列})
計算式の最小値を取得する(MINX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式の最小を取得します。
AVERAGEX({テーブル},{計算式})
指定したデータ列の積を取得する(PRODUCT)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の積を取得します。
PRODUCT({テーブル列})
計算式の平均を算出する(PRODUCTX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式を実施した結果の積を取得します。
SUMX({テーブル},{計算式})
合計値を取得する(SUM)
引数に指定した(数値を含む)テーブル列の合計値を取得します。
SUM({テーブル列})
計算式の合計値を取得する(SUMX)
第1引数に指定したテーブルに対して、第2引数で指定した数式を実施した結果の合計を取得します。
SUMX({テーブル},{計算式})
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