「最近SNSで集客することがはやっているから、とりあえずtwitter運用してみよう!」
と数あるSNSの中から、適当にソフトを選んでいませんか?
この方法は大変危険です。
もしこの方法で運用を続けると
✅フォロワー・ファンが増えない
✅ファンが増えてもCVに繋がらない
というようなことが起こります。
なぜこのようなことが起きるかの原因とその対処法について紹介します。
SNSを適当に選んではいけない理由
冒頭にもお伝えしましたが、SNSをなんとなくでは選んではいけません。
その理由は、SNSにはそれぞれ特徴があり、それにより運用方法や利用ユーザーが変わってくるからです。
例えば、インスタグラムをイメージしてください。
おそらくあまりインスタグラムを利用していない方でも、素敵な画像や動画をアップすることがメインのSNSであり、若い女性のシェアが高いということが容易にわかると思います。
つまり、インスタグラムで運用を行う場合、下記の条件に当てはまる方に向いているということになります。
✅ターゲットが若い女性
✅センスの良い画像・動画を定期的に作成して投稿できる
このようにSNSにはそれぞれ特徴があるため、運用者に合わせてSNSを選ぶ必要があります。
SNSの選び方
それでは早速SNSの選び方について説明します。
SNSを選ぶ時に大切なことは、下記の2つとなります。
✅SNSのユーザー層がコンテンツや企業のターゲットと合致している
✅SNSの特徴にあった運用が問題なく実施できるか
上記の各項目について説明しますので、両方を踏まえて、あなたにとってベストなSNSを見つけましょう。
SNSのユーザー層がコンテンツや企業のターゲットと合致している
SNSのユーザー層がターゲットと合致しているかを確認するためには、ターゲットの明確化と各SNSのユーザー層を理解する必要があります。下記にそれぞれの確認方法を紹介しますので、2つを照らし合わせて、使用するSNSを検討してみてください。
ターゲットの明確化の方法
まずはターゲットの明確化の方法を説明します。ターゲットの明確化は単純に商品を売りたい・企業を知ってほしい相手をイメージしてください。どの様な人がどのような時にSNSを利用するかを具体的にイメージすることができれば、おのずとターゲットが見えてきます。(もしイメージができないという方は、ペルソナ・カスタマージャーを作成してみることをオススメします。)
各SNSのユーザー層
続いて各SNSのユーザー層についてですが、ここでは日本のシェアが高いTwitter、Facebook、Instagramの3つについて説明します。
まずはTwitterのユーザー層についてです。Twitterは日本で最も利用者数が多い(2017年10月時点4,500万人)SNSです。この内訳は、1位20代、2位10代と若い世代が多いです。(ただし、世界で見ると日本ほどTwitterのシェアは高くなく、Instagram・Facebookを下回っているので注意してください。)
次にInstagramのユーザー層についてです。Instagramは日本での利用者数はTwitterに続く利用者数(2019年6月時点3,300万人)のSNSです。この内訳は、1位40代、2位30代、3位20代となっており、男性よりも女性の利用者数が多くなっています。(20代、30代は女性が60%を占めている)
最後にFacebookのユーザー層についてです。Facebookは日本での利用者数はInstagramに続く3番目の利用者数(2019年4月時点2,600万人)のSNSです。この内訳は、20代~40代のビジネスパーソンが多く利用しております。(実は、世界で見ると最も利用者数が多いのがこのFacebookで、日本で普及しなかったのは、実名登録義務が日本ではあまり受け入れらなかったことが考えられます。)
SNSの特徴にあった運用が問題なく実施できるか
SNSごとに可能・不可能な投稿方法や投稿の作法があります。
これを理解していないと、運用を始めたときに、「誰も投稿を閲覧してくれない」「運用が大変で続かない」ということになりかねません。
この項で各SNSの特徴を説明しますので、あなたに合った運用しやすいものを選びましょう。
まずはTwitterです。Twitterの大きな特徴は下記です。
✅1投稿140文字という文字数制限
✅投稿の質よりも投稿数重視 ※1日5~10投稿がおすすめ
次にInstagramです。Instagramの大きな特徴は下記です。
✅投稿数よりも投稿の質重視 ※週3回以上で質の高い投稿が必要
✅センスの良い動画・画像を投稿に含める必要がある
✅フィード投稿・ストーリーズなどの投稿方法がある
最後にFacebookです。Facebookの大きな特徴は下記です。
✅拡散力が低いため、Facebook広告利用をあらかじめ検討する必要がある
✅投稿数よりも投稿の質重視 ※1日1~2投稿が目安
細かい特徴は他にもありますが、まずはこれらの代表的な特徴から、あなたが運用しやすいものを選びましょう。
まとめ
今回、SNSの選び方を説明しました。
運用者にはそれぞれ目的や社内事情が存在し、SNSにもそれぞれ特徴があります。
これらを把握して合ったSNSを利用することが、円滑な運用と成果を生み出す近道となります。
ぜひ、皆さんもSNSを利用する際は、なんとなくではなく、自分に合ったSNSを検討してみてください。
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