【WEBマーケティング】初心者必見!サイトの課題(問題点)を簡単に見つける方法!

「運用しているECサイト・ブログの問題点を調べたいけどやり方がわからない」

「サイトを改善したいけど数字が弱いから、ツールを見て考えるのが苦手だから何もできない」

ブログやサイトを運用しているとこのような悩みは多いと思います。

このような方のために、この記事で、GoogleAnalyticsもGoogleSearchConsoleも使わず、簡単に課題を見つる方法を紹介します。

目次

課題(問題点)を見つけるときに数値は必ずしも必要ではない!

「課題を見つける方法はどのようなことをするイメージですか??」

このような質問をしたら、GoogleAnalyticsやGoogleSearchConsoleの数値を見ると回答する人が多いと思います。

しかし、実はここに誤りがあり、課題を見つけるときに、必ずしもツールの数値を見る必要はないのです。

よく考えてみてください。

この世の中には「GoogleAnalytics」や「GoogleSearchConsole」など様々な分析ツールが存在しています。そんな膨大なツール・膨大なデータを1人ないし数人のWEBマーケターがすべて確認することが現実的に無理だと容易に想像できるでしょう。

ではWEBマーケターがこれらのデータを利用するのはどんな時なのか?

それは「仮説(課題)の根拠づけ」です。

「仮説(課題)の根拠づけ」とは、サイト・ブログで見つけた問題点が本当に正しいかどうかをツールを使って視覚的・数値的に確認するということです。

例えば、「メインナビがないからユーザーは直帰してしまうのではないか?」という仮説を立てた場合、「ランディングページの直帰率が高いというGoogleAnalyticsの情報」が「仮説の根拠づけ」となる

このことからわかるように、ツールを使う前にすでに問題点の目星がついているということがわかります。

ではどのように課題を見つけているのか?

いくつか方法があるのですが、今回はその中でも

✅数値を使わない

✅1人でもできる

という、初心者でも簡単な方法を紹介します。

課題の発見方法は?

前置きが長くなってしまいましたが、早速課題を見つける方法を紹介します。

今回紹介する方法は「ターゲットになりきってサイトを回遊する」という方法です。

内容は簡単で、自身がターゲットになりきって流入からゴールまで操作し、その中で気づいたことを課題に落とし込むというものです。

ここで「いつもやっているよ?」と疑問に思った方もいると思います。

でも、ちゃんと「ターゲット」になりきれていますか?

ターゲットになりきるというのは、

  • ・プロフィール
    ・どのような悩みを持っているか
    ・どのような目的でサイトに訪れたか

などターゲットのバックボーンを理解し、その人の思考を考えながら行動することです。

このようなターゲットになりきることで、普段のサイト操作では気づかなかったことに目が行くようになります。

課題を見つける方法はたったの3ステップ

それでは具体的な手順を説明します。

1.ターゲットの明確化(ペルソナの作成)

サイト・ブログのターゲットとなるユーザー1人を具体的にイメージするためにペルソナを作成します。あらかじめ、ターゲットを明確化することで、サイトに訪れる目的やサイトに求めるものをイメージできます。

2.ゴールの明確化

「ECサイトであれば商品の購入すること」というように、サイトにはそれぞれ必ずユーザーに最終的に取ってほしい行動(ゴール)が存在します。このゴールは、サイトを評価する基準となるため、ゴールの明確化を行います。

3.ターゲットになりきってサイトを回遊する

1.で作成したターゲットになり切って気づいたことをメモしながらサイト・ブログに来訪からゴールまで操作する。もし持っているのであれば、ICレコーダーを用意してその場の感情をしゃべりながら操作すると便利です。

4.気づきを課題(仮説)に落とし込む

3で出た気づきの中で不満や特徴的な箇所をまとめて、仮説(課題)を立てます。

気づきの中には同じような同じ内容なものがあるので、重複の内容に注意ください。また、マイナスなコメントでなくても、改善対象や改善方法の参考になるので、まとめておくことをオススメします。

実施のコツ

前章で課題の見つけ方を紹介しましたが、実施する上での注意点を紹介します。

サイト・ブログを触ったことがない人に操作すると精度が向上する

サイト・ブログを操作して気づいたことをメモするという方法を紹介しましたが、これを運用者自身が操作する場合、いくら自分はターゲットであると暗示をかけても、すでにサイトの構成を知っているため、完全に初来訪として気づきを出し切ることは難しいです。

そのため、もし身近に手伝ってくれそうな知人がいるのであれば、操作してもらうことで、たくさんの気づきが見つかる可能性が高まります。

カスタマージャーニーを作成するとターゲット理解が深まる

ターゲットの明確化でペルソナを作成しているが、これと併せてカスタマージャーニーを作成することがおすすめです。カスタマージャーニーを作成するとサイト・ブログを利用する背景やその時点での感情ががより明確になります。これにより、よりリアルなサイト・ブログ操作を行えるため、課題がより精度の高いものになりますし、新しい記事の参考にもなります。

まとめ

以上が、課題の発見方法の紹介となります。

もちろんGoogleAnalyticsやGoogleSearchConsoleのデータを利用して改善案を模索するということもありますが、サイト・ブログ改善となるとデータ量が膨大になりますし、数値だけでは見えないことも多くあります。

まずは、この記事で紹介した方法を使って、ターゲットにより良い顧客体験を与えらえるサイト・ブログ作りを試みてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

本業はシステムエンジニアでKARTEのテクニカルサポートを担当。マーケティング・SNS・統計・イベント運営など多様な資格を20種以上所持。ゲーム友達が欲しい。

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