CSVファイルをQlikViewへ取り込む方法

QlikViewでデータ分析を開始する前に、分析対象となるデータを取り込む必要があります。
取り込みの方法は下記の4種類があります。

  • CSVファイル(テキスト「カンマ」区切り)取り込み
  • Excelファイル取り込み
  • QVDファイル取り込み
  • DBからの取り込み

今回はその方法のうちCSVファイルからデータを取り込む方法を紹介します。
ドラッグ&ドロップで取り込み可能なので、気軽にQlikViewを試すときは、こちらの方法がおすすめです。

目次

データの取り込み方法

下記にCSVをQlikViewに取り込む方法を紹介いたします。
取り込み用のサンプルファイルを用意しておりますが、すでに取り込みたいファイルをお持ちの方はそちらをご使用ください。

事前準備

・QlikViewがインストール済みであること

インストール済みでない方は下記リンクを参考にしてQlikViewをインストールしてください。

・取り込み用のCSVファイルが作成済みであること

取り込み用のファイルを「,」(カンマ)区切りで作成してください。
※本ページではサンプルとして下記を使用する

[download id=”1″]

手順

1.QlikViewを開く

スタートページが開かれます。

QlikViewのスタートページのキャプチャ画像

2.取り込み用のファイルをQlikViewのウィンドウにドラッグ&ドロップする

取り込み詳細を確認、設定できる「ファイルウィザード」ウィンドウが開かれる。

サンプルファイルをQlikViewのウィンドウにドラッグ&ドロップしている画像

3.文字セットと列見出しを設定する

下記設定変更を行う

・文字セットを「日本語(シフトJIS)」に変更する
・列見出しを「先頭行」に変更する

QlikViewのファイルウィザードのキャプチャ画像

4.取り込みイメージを確認して「終了」ボタンをクリックする

確認せず取り込みを行うと下記のようなことが起こるので、必ず取り込みイメージを確認してください。

・文字化けしてしまう
・不正なカラム名が登録されてしまう(カラム名がレコードとして登録されてしまう可能性もある)

QlikViewのファイルウィザードのキャプチャ画像

5.新しくウィンドウが開くので「リロード」ボタンをクリックする

QlikViewの「ロードスクリプトの編集」ウィンドウのキャプチャ画像

6.リロードが開始されるのでしばらく待つ
ファイルの情報がQlikViewに取り込まれています。
※sample.csvの場合は一瞬で終わる

7.「すべて追加」ボタン、「OK」ボタンを順番にクリックする

全カラムのリストがダッシュボードに表示されるように設定されます。

QlikViewの「シートプロパティ」ウィンドウのキャプチャ画像

8.画面にリストが表示されれば正常に取り込み完了

QlikViewのリスト取り込み後のキャプチャ画像

最後に

以上がCSVファイルからQlikViewにデータを取り込む手順となります。
今回紹介した方法以外にもデータを取り込む方法はありますので、また別記事で紹介いたします。

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この記事を書いた人

本業はシステムエンジニアでKARTEのテクニカルサポートを担当。マーケティング・SNS・統計・イベント運営など多様な資格を20種以上所持。ゲーム友達が欲しい。

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